PROJECT

「発酵をとことん楽しむ一日」イベントリポート

8月5日・発酵の日にCAMOCY PROJECTのお披露目イベント「発酵をとことん楽しむ一日」が丸の内3×3ラボで行われました。

この日のイベントは3本立て。

発酵マルシェには、日東醸造の足助仕込三河しろたまり、弓削多醤油の吟醸純生しょうゆ(生しょうゆ)、共働学舎のチーズ、しあわせ乳業のヨーグルト、登喜和食品の遊作納豆、下仁田納豆の葵・遥・舞、山のハム工房ゴーバルのソーセージ、生ハム、満福農園のピクルス、デクノボンズの菜種油、米麦館タマヤのパン、桜野園のお茶など、八木澤商店河野社長セレクトのおいしい発酵食品がたくさん並びました。

CAMOCYみそ汁スタンドでは、八木澤商店の味噌をじっくり味わっていただきました。

あご・鰹・昆布・干し椎茸の出汁と具材は帆立と焼きズッキーニ。
気仙味噌、おらほの味噌、合わせ味噌からお好きな味噌を選んでいただきます。

シェフ山田のアイディアで味噌の風味をけさないようにと、茶せんで味噌をたててお出ししたのですが、海外からのお客様にも、とても喜ばれました。

この日の最後のイベントは、関東学園大学教授・東京農業大客員研究員の中村正明先生が担当されている丸の内プラチナ大学 「アグリ・フードビジネスコース」の特別講座。

ゲスト講師、八木澤商店・河野社長による「醤油の学校」からスタート。
8ヶ月後にオリジナルの醤油を楽しめるワークショップで、みなさんにmy醤油を仕込んでいただきました。

軟水と硬水お好きな水を選んでいただいて、塩が透明になるまで溶かします。
ちなみに、エビアンは硬水、ヴォルヴィッグが軟水です。
八木澤商店さんの仕込み水も軟水だそう。
(日本の水は全体的に軟水が多いんだそうです)。

同じ麹を使っても、水と塩の組み合わせで、まったく違った味わいの醤油ができるんです。

透明になったら、麹をいれます。

あとは、それぞれのご家庭に住んでいる乳酸菌に「美味しくしてください」と祈りをこめて8ヶ月熟成を待ちます。

みなさん、真剣ですごく楽しそう。

my醤油の仕込みのあとは、発酵食のケータリングと「世界いろいろ発酵ウルトラクイズ」。
みなさんに召し上がっていただいたお食事の中には、どんな発酵食品が入っていたのでしょうか。

おいしく食べていただきながら、クイズの正解も探っていただきます。

お食事と一緒に、発酵といえばの「酒」。
日本酒はもちろんのこと、ワインもビールも発酵飲料です。

陸前高田の酔仙酒造のお酒やCAMOCYでクラフトビール屋さんを開店予定のフライパン克郎さんのりんごエールも。

CAMOCYでどんなことをしたらおもしろいか、どんなことがあったら嬉しいか。
グループワークで話し合い、たくさんのアイディアをいただきました。

「腸が美しくなる美腸セット」や「納豆の早食いとか…発酵大運動会」なんていう案も。
自由にたのしく考えていただきました。

最後は、発酵ウルトラクイズの答え合わせ。
残念ながら全問正解の方はいらっしゃらなかったのですが、みなさん奮闘してくださいました。

デザートのイチジクのキャラメリゼに入っていたバニラビーンズを、みごと発酵食だと当てた方がいらっしゃったのには、スタッフも驚きました。
もうひとり、クイズ用紙にたくさんの回答を書いてくださっていた方に八木澤商店さんのバルサミコ酢が賞品として送られました。

発酵を真ん中にして、おもしろく、おいしく、たのしい時間を過ごした1日でした。